民法

改正対応!取得時効は要件を考えればよくわかる!【民法その9】

民法総則のメインの一つの時効です。今回は取得時効についてまとめてみました。取得時効は要件さえ押さえれば簡単な分野だと思います。また時効の根拠は法律を学ぶ者なら押さえておきたいものなので詳しめに書いてみました。改正法完全対応です。
刑事訴訟法

実は簡単!?伝聞法則をわかりやすく解決【刑事訴訟法その15】

伝聞法則は刑事訴訟法上でも最難関の分野とされています。ここで一番重要なのが伝聞か非伝聞かの仕分けです。今回はこの点に絞って解説していきます。非伝聞に該当する場合は存在自体の証明と心理状態の証明の2パターンしかないことを意識しました。
刑事訴訟法

わかりやすく!自白の論点を総まとめ【刑事訴訟法その14】

刑事訴訟法の自白は非常に論点が多い分野だと思います。虚偽排除説・人権擁護説・違法性排除説・(任意性説)の趣旨から違法収集証拠排除法則との関係,派生証拠,反復自白,補強証拠の考え方について判例・通説の立場から簡単にまとめてみました。
刑事訴訟法

これだけは読め!違法収集証拠排除法則の解説【刑事訴訟法その13】

違法収集証拠排除法則は違法の重大性と排除の相当性を基準に考えることを基本とします。これを押さえれば違法性承継論や毒樹の果実論の考え方もすんなり受け入れられるでしょう。また,忘れやすい違法収集証拠排除法則の根拠についても解説しました。
刑事訴訟法

よくわかる!訴因変更の可否をわかりやすく【刑事訴訟法その12】

訴因変更の可否は,訴因変更の要否と並んで訴訟法で出やすい論点になると思います。勘違いされやすい訴因変更の要否と可否の違いを復習するとともに,刑事訴訟法312条1項の「公訴事実の同一性」の判例通説の考え方,共通性・非両立性・単一性を踏まえて解説しました。
刑事訴訟法

よくわかる!訴因変更の要否の考え方【刑事訴訟法その11】

訴因変更の要否は可否と間違えやすく注意が必要です。考え方は訴因の趣旨と訴訟全体の趣旨から導き出せるものなので,意外と簡単であることに気が付くと思います。つまづきやすいポイントから勘違いしやすい点などを指摘し,わかりやすい解説に努めました。
刑事訴訟法

これで安心!訴因の特定をわかりやすくまとめてみた【刑事訴訟法その10】

訴因の特定は他の犯罪事実との区別と犯罪の構成要件に該当する具体的記載という要件さえ考えれば基本的には大丈夫です。これに加えて訴因特定の趣旨と概説的記載が許されるのか,さらに裁判所の釈明の問題も取り上げました。これで訴因特定の問題は一通り確認できます。
刑事訴訟法

接見交通権をわかりやすく簡単に復習!【刑事訴訟法その9】

接見交通権(刑訴法39条1項)の問題は比較的単純でわかりやすいです。しかし,接見交通権と憲法34条の関係,接見指定(刑訴法39条3項)の問題,初回接見に絡んでの刑訴法39条3項但書の問題は意外と見落としがちなので丁寧にまとめてみました。
刑事訴訟法

条文から読み取れ!無令状の捜索差押え【刑事訴訟法その8】

逮捕に伴う無令状の捜索・差押えは緊急処分説や相当説の対立が注目されがちですが,その大前提である証拠物があることの蓋然性を捉えれば,捜索範囲以外の論点,身体捜索や第三者の身体捜索の可否,逮捕の場合,逮捕の現場の解釈は共通します。これらをわかりやすく押さえました。
刑事訴訟法

令状による捜索差押えをわかりやすく解説してみた【刑事訴訟法その7】

刑事訴訟法の一番の山場である,令状の捜索・差押えです。捜索差押令状の要件を押さえたうえで,事前呈示,必要な処分(刑訴111条)の問題や,捜索場所の特定,第三者・身体にまで及ぶのか,差押えの関連性や記載といった論点を認できるようにしました。
刑事訴訟法

別件逮捕勾留と余罪取調べの論点を解決する【刑事訴訟法その6】

別件逮捕勾留は本件基準説と別件基準説の対立もあり,さらに修正版や実体的に考えるものなど学説が錯綜しています。さらに余罪取調べについても取調べ受忍義務肯定説否定説や事件単位の原則から分けるものなどさまざまです。学説を絞ってわかりやすく解説しました。
刑事訴訟法

逮捕・勾留に関連する原理原則を一気に整理してみた【刑事訴訟法その5】

逮捕勾留についての論点は,逮捕前置主義,単位原則,一罪一逮捕一勾留の原則,さらに再逮捕再勾留の禁止の原則にあると思います。逮捕勾留の理由と必要の要件を押さえつつ,混乱の原因となる原則たちを一気にわかりやすく整理してみました。
刑事訴訟法

任意同行・任意取調べの問題を攻略する【刑事訴訟法その4】

任意同行・任意取調べは,問題となる場面がわかりにくいです。しかし,考え方は分かりやすいので,一度理解すれば取組みやすい分野です。ここでは実質的逮捕かどうか,社会通念上相当性があるかといった判例から導き出せる理論に沿って解説してみました。
刑事訴訟法

職務質問と所持品検査を理解するための手順【刑事訴訟法その3】

職務質問やそれに付随する所持品検査は刑事訴訟法分野の一つの論点です。ここでは職務質問の停止,所持品検査の論点に絞って,不審事由といった要件充足性から強制処分かどうか,警察比例原則は守られているか,といった基礎基本的な考え方を解説しました。
刑事訴訟法

強制捜査と任意捜査について考え方をまとめてみた【刑事訴訟法その2】

刑事訴訟法のスタートは強制捜査・任意捜査です。強制処分か任意処分かの区別や考え方を押さえつつ,強制処分法定主義,令状主義,捜査比例原則の理解も重要になります。また,写真撮影,GPS捜査,X線検査,通信傍受といった類型についてもまとめてみました。
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