はじめての刑事訴訟法

はじめての刑事訴訟法刑事訴訟法

刑事訴訟法は捜査法と訴訟法に分かれており、2段階で判断していく形が多く登場します。2段階の判断方法を理解すればどの事例でも対応できるといえるでしょう。

判断方法をしっかり押さえられるようにわかりやすく解説しています!

テーマ

第1回…刑事訴訟法の勉強の仕方

第2回…強制捜査・任意捜査

第3回…職務質問・所持品検査

第4回…任意同行・任意取調べ

第5回…逮捕・勾留

第6回…別件逮捕・余罪取調べ

第7回…令状による捜索差押え

第8回…無令状の捜索差押え

第9回…接見交通

第10回…訴因の特定

第11回…訴因変更の要否

第12回…訴因変更の可否

第13回…違法収集証拠

第14回…自白

第15回…伝聞

第16回…伝聞例外

第17回…択一的認定

第18回…一事不再理効

タイトル一覧

はじめての刑事訴訟法①
強制捜査と任意捜査について考え方をまとめてみた【刑事訴訟法その2】
職務質問と所持品検査を理解するための手順【刑事訴訟法その3】
任意同行・任意取調べの問題を攻略する【刑事訴訟法その4】
逮捕・勾留に関連する原理原則を一気に整理してみた【刑事訴訟法その5】
別件逮捕勾留と余罪取調べの論点を解決する【刑事訴訟法その6】
令状による捜索差押えをわかりやすく解説してみた【刑事訴訟法その7】
条文から読み取れ!無令状の捜索差押え【刑事訴訟法その8】
接見交通権をわかりやすく簡単に復習!【刑事訴訟法その9】
これで安心!訴因の特定をわかりやすくまとめてみた【刑事訴訟法その10】
よくわかる!訴因変更の要否の考え方【刑事訴訟法その11】
よくわかる!訴因変更の可否をわかりやすく【刑事訴訟法その12】
これだけは読め!違法収集証拠排除法則の解説【刑事訴訟法その13】
わかりやすく!自白の論点を総まとめ【刑事訴訟法その14】
実は簡単!?伝聞法則をわかりやすく解決【刑事訴訟法その15】
いつ異議を出す?証拠調べ手続をわかりやすく【刑事実務基礎その8】
伝聞例外(321条)の論証をまとめて、わかりやすく理解する!【刑事訴訟法その16】
被告人の供述書の伝聞例外(322条)を徹底解説【刑事訴訟法その17】
供述の伝聞例外(324条)とは?再伝聞をわかりやすく攻略【刑事訴訟法その18】
証明力を争うための証拠(328条)を簡単にわかりやすく理解【刑事訴訟法その19】

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よくわかる!訴因変更の可否をわかりやすく【刑事訴訟法その12】
強制捜査と任意捜査について考え方をまとめてみた【刑事訴訟法その2】

おすすめ参考書

刑事訴訟法の参考文献として「事例演習刑事訴訟法」をお勧めします。はじめての方にとっては解説が大変難しい問題集ですが,非常に勉強になるものです。また,冒頭にあります答案作成の方法について書かれた部分については,すべての法律について共通するものなのでぜひ読んでほしいです。自分も勉強したての頃にこれを読んでいれば……と公開しております。

最初は学説の部分はすっとばして問題の解答解説の部分だけを読めばわかりやすいと思います。冒頭の答案の書き方の部分だけでも読む価値はあるのでぜひ参考にしてみてください。

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証明力を争うための証拠(328条)を簡単にわかりやすく理解【刑事訴訟法その19】

証明力を争うための証拠である刑事訴訟法328条について解説しました。刑事訴訟法328条は証拠の存在自体を立証趣旨とする確認規定であるとともに、自己矛盾供述に限られます。また、厳格な証明が必要です。これらの論点をわかりやすく、かつ丁寧にまとめました。初学者必見です。
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供述の伝聞例外(324条)とは?再伝聞をわかりやすく攻略【刑事訴訟法その18】

刑事訴訟法324条について解説します。刑事訴訟法324条の適用場面と要件、そして一番重要な再伝聞について解説しました。特に再伝聞については、刑事訴訟法324条類推適用となる点に注意が必要です。図を交えて、できるだけわかりやすく解説しました。
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被告人の供述書の伝聞例外(322条)を徹底解説【刑事訴訟法その17】

被告人自身の供述書や供述録取書が問題となる刑事訴訟法322条について解説してみました。不利益供述や絶対的特信情況を始め、忘れやすい署名・押印や刑事訴訟法322条1項但書について、論証の書き方や図を交えてわかりやすく丁寧に解説しています。
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伝聞例外(321条)の論証をまとめて、わかりやすく理解する!【刑事訴訟法その16】

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いつ異議を出す?証拠調べ手続をわかりやすく【刑事実務基礎その8】

証拠調べの流れについて理解していますか?証拠調べは刑事訴訟法ではあまり勉強しない分野ですが、伝聞法則の立証趣旨や同意(刑事訴訟法326条)の理解にもつながる分野です。予備試験・ロースクールの勉強や刑事訴訟法への理解のため、証拠調べ手続をまとめました。
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実は簡単!?伝聞法則をわかりやすく解決【刑事訴訟法その15】

伝聞法則は刑事訴訟法上でも最難関の分野とされています。ここで一番重要なのが伝聞か非伝聞かの仕分けです。今回はこの点に絞って解説していきます。非伝聞に該当する場合は存在自体の証明と心理状態の証明の2パターンしかないことを意識しました。
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わかりやすく!自白の論点を総まとめ【刑事訴訟法その14】

刑事訴訟法の自白は非常に論点が多い分野だと思います。虚偽排除説・人権擁護説・違法性排除説・(任意性説)の趣旨から違法収集証拠排除法則との関係,派生証拠,反復自白,補強証拠の考え方について判例・通説の立場から簡単にまとめてみました。
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これだけは読め!違法収集証拠排除法則の解説【刑事訴訟法その13】

違法収集証拠排除法則は違法の重大性と排除の相当性を基準に考えることを基本とします。これを押さえれば違法性承継論や毒樹の果実論の考え方もすんなり受け入れられるでしょう。また,忘れやすい違法収集証拠排除法則の根拠についても解説しました。
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よくわかる!訴因変更の可否をわかりやすく【刑事訴訟法その12】

訴因変更の可否は,訴因変更の要否と並んで訴訟法で出やすい論点になると思います。勘違いされやすい訴因変更の要否と可否の違いを復習するとともに,刑事訴訟法312条1項の「公訴事実の同一性」の判例通説の考え方,共通性・非両立性・単一性を踏まえて解説しました。
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よくわかる!訴因変更の要否の考え方【刑事訴訟法その11】

訴因変更の要否は可否と間違えやすく注意が必要です。考え方は訴因の趣旨と訴訟全体の趣旨から導き出せるものなので,意外と簡単であることに気が付くと思います。つまづきやすいポイントから勘違いしやすい点などを指摘し,わかりやすい解説に努めました。
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これで安心!訴因の特定をわかりやすくまとめてみた【刑事訴訟法その10】

訴因の特定は他の犯罪事実との区別と犯罪の構成要件に該当する具体的記載という要件さえ考えれば基本的には大丈夫です。これに加えて訴因特定の趣旨と概説的記載が許されるのか,さらに裁判所の釈明の問題も取り上げました。これで訴因特定の問題は一通り確認できます。
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接見交通権をわかりやすく簡単に復習!【刑事訴訟法その9】

接見交通権(刑訴法39条1項)の問題は比較的単純でわかりやすいです。しかし,接見交通権と憲法34条の関係,接見指定(刑訴法39条3項)の問題,初回接見に絡んでの刑訴法39条3項但書の問題は意外と見落としがちなので丁寧にまとめてみました。
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条文から読み取れ!無令状の捜索差押え【刑事訴訟法その8】

逮捕に伴う無令状の捜索・差押えは緊急処分説や相当説の対立が注目されがちですが,その大前提である証拠物があることの蓋然性を捉えれば,捜索範囲以外の論点,身体捜索や第三者の身体捜索の可否,逮捕の場合,逮捕の現場の解釈は共通します。これらをわかりやすく押さえました。
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令状による捜索差押えをわかりやすく解説してみた【刑事訴訟法その7】

刑事訴訟法の一番の山場である,令状の捜索・差押えです。捜索差押令状の要件を押さえたうえで,事前呈示,必要な処分(刑訴111条)の問題や,捜索場所の特定,第三者・身体にまで及ぶのか,差押えの関連性や記載といった論点を認できるようにしました。
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別件逮捕勾留と余罪取調べの論点を解決する【刑事訴訟法その6】

別件逮捕勾留は本件基準説と別件基準説の対立もあり,さらに修正版や実体的に考えるものなど学説が錯綜しています。さらに余罪取調べについても取調べ受忍義務肯定説否定説や事件単位の原則から分けるものなどさまざまです。学説を絞ってわかりやすく解説しました。
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