民法193条・194条の盗品・遺失物の場合をわかりやすく解説【物権法その7】
法律
これで解決!国家賠償法1条を簡単に【行政法その10】
国家賠償法は行政訴訟とはまた別の独特の考え方が必要な場面があります。今回は要件を中心として,職務行為基準説を中心として書いてみました。このほか議論になる点もありますが,とりあえず「はじめての方にもわかりやすく」をモットーに書きました。
結局どれ使えばいい?執行停止・仮の義務付け・仮の差止め【行政法その9】
仮の救済方法は行政法では3つ用意されています。執行停止と仮の義務付け,仮の差止めです。これらは訴えの利益との関係でも非常に重要ですが,覚えるべき要件は非常に単純です。さらに使い分けも本案訴訟を考えればよくシンプルです。それぞれの要件についてわかりやすさ第一に解説してみました。
当事者訴訟とは何かを「君が代訴訟」で徹底解説してみた【行政法その8】
差止訴訟と当事者訴訟を一緒に判示した君が代訴訟を中心に,今回は当事者訴訟を考えてみました。当事者訴訟は抗告訴訟とは異なり処分性がない行為を対象としている点がポイントです。確認の利益は,対象の適否,方法の適否,即時確定の利益を考えるようにしましょう!
差止訴訟とは何かを「君が代訴訟」で徹底解説してみた【行政法その7】
差止訴訟は判例を理解するとわかりやすくなると思います。そこでこの記事ではまず代表的な判例の君が代訴訟判決の文言を追っていき,そして要件を検討していこうと思います。はじめての行政法シリーズでは理論を推し進めてきましたが,今回は毛色をかえた判例中心の記事です。
義務付け訴訟の簡単な理解の仕方。キーワードは要件【行政法その6】
行政訴訟の義務付け訴訟です。条文が長くて難しいイメージを持たれがちですが,条文が長いのはむしろ読めばわかるということ。義務付け訴訟は要件を考えてあてはめていくだけで一定の答えがでるので初学者の学びやすい分野といえます。その点に重点をおいて,わかりやすさを第一に解説してみました。
無効等確認訴訟のコツを伝授!わかりやすく理解する【行政法その5】
無効等確認訴訟は取消訴訟の検討を基本としています。それに加えてあとは重大かつ明白な違法という要件と補充訴訟の場合は補充性の要件を検討するだけです。また,補充性の検討においては直截かつ適切であれば認められる場合もあります。考え方をマスターしましょう。
ロー生が訴えの利益を理論的に説明してみた!【行政法その4】
行政法の訴訟要件の3つ目である訴えの利益についてです。できるだけ理論を中心にわかりやすく解説することを目指しています。ポイントは通常パターンと例外パターンがあることです。これらについて意識することで判例も読みやすくなると思います!
行訴法9条2項を解読せよ。原告適格の捉え方!【行政法その3】
原告適格は条文に考え方が載っている珍しいパターンです。とりあえず最初のうちは条文(行政事件訴訟法9条2項)を理解しましょう。判例理解も大事ですが,はじめての行政法シリーズでは理論構築を目的とするので,今回は条文に沿ってできるだけわかりやすくそして要点だけを捉えるように解説してみました。
楽勝!行政法の処分性を考えるポイントは4つだけ!【行政法その2】
行政事件訴訟の最初の論点が処分性です。この論点は判例を中心に形成され実に多くの議論があります。ここではわかりやすさを第一に考えて基本的な考え方を判例まかせにせず理論的に解説してみました。特に処分性の4つのポイントの考え方を例外も踏まえて記載しています。
簡単攻略!設立を理解するポイントはこれだ!【会社法その10】
会社設立は学説が多様で初学者にとっては理解しにくい分野だと思います。ここではわかりやすい学説判例に絞って解説していき,会社の設立の問題を攻略してもらうことを狙いとしています。また,発起人の責任についての考え方も条文を頼りに読み解いていこうと思います。
たったこれだけ。取締役の報酬のわかりやすい考え方【会社法その9】
取締役の報酬は条文と実務の両面から理解する必要があります。さらに減額する場合については取締役の同意も問題となります。基本的な考え方は一つであり,ポイントも少ないですが,忘れやすい論点だと思うのでしっかりと理解していきたいところです!
安心!株式の譲渡で押さえるべきポイントがまるわかり【会社法その8】
株式譲渡は公開会社と非公開会社とで性格を異にします。また失念株の問題もこの点で発生します。勉強すると深い領域ですが,ここでは問題に出やすい部分を中心にわかりやすく丁寧に解説していこうと思います。
会社法429条の議論に終結を!わかりやすくまとめてみた【会社法その7】
会社法429条は議論が錯綜していますが,ここでは判例通説を取り上げできるだけわかりやすくまとめてみました。間接損害や直接損害,第三者の範囲,取締役とはだれか?名目的取締役,退任後の取締役は責任を負うか?などなどザックリと基本重視で解説しています。
もう迷わない。会社法423条の考え方をまとめます!【会社法その6】
会社に対する取締役の責任は会社法上の様々な場面で出てきます。しかし学説等が錯綜していてすこしわかりづらい点も多いです。ここではできるだけわかりやすく解説し,図を通してまとめてみました。目で理解することができるのでおススメです。
利益相反取引のコツは条文!丁寧に解説【会社法その5】
会社法の利益相反取引はいろいろなパターンがあるのでなかなか理解しづらいです。ここでは条文を利用して理解することを目標にわかりやすく体系的に説明してみました。第三者が登場する場合は相対的無効説に注意です。