刑法

殺人罪と自殺幇助罪の違いを押さえる。生命の罪について【刑法各論その1】

生命に対する罪として殺人罪を取り上げました。殺人罪は要件があまり問題にならない一番基本的な体系の罪です。論点としては自殺関与罪や同意殺人罪と殺人罪の区別という点がありますが,これも抽象的事実の錯誤として考えれば大丈夫でしょう。
民事訴訟法

証拠調べについて簡単にまとめてみた【民事訴訟法その11】

法上向 今回は証拠調べについてみていくぞ!といっても証拠調べはあまり問題 として出題されにくいから,簡単に要点を羅列していく感じにしようと思う。 えっ(汗)。なら飛ばしてもいいのでは……。 法上向...
民事訴訟法

釈明権・釈明義務とは何か?わかりやすく説明してみた【民事訴訟法その10】

民事訴訟法の釈明権・釈明義務についてわかりやすくまとめてみました。釈明権・釈明義務は弁論主義を補完する役割を持つといわれており,特に釈明義務の範囲が問題になります。積極的釈明,消極的釈明,法的観点指摘義務について整理しました。
民事訴訟法

裁判上の自白の論点をまとめて解説【民事訴訟法その9】

民事訴訟法の自白と弁論主義の関係性を中心にまとめてみました。裁判上の自白については,証明不要効,審判排除効,撤回制限効があるとされています。そのうえで,自白の要件や権利自白という論点があります。できるだけわかりやすく,かつ実践的に説明しました。
民事訴訟法

弁論主義の原則を本当に理解しているか?答案の書き方【民事訴訟法その8】

審理が始まったらまずは口頭弁論ですよね。口頭弁論には3つのテーゼがあります。 法上向 そうだね。ただし,この弁論主義の原則を答案に書くときに「なんとなく」で書いていないかい? たしかに……。毎...
民事訴訟法

争点整理手続をわかりやすく。論点をまとめて解説【民事訴訟法その7】

民事訴訟法の争点整理手続についてまとめてみました。争点整理手続には,準備的口頭弁論,弁論準備手続,書面による準備手続の3種類ありますが,ここではよく使われる弁論準備手続を中心に,論点である時機に後れた攻撃防御方法の提出も交えて詳細に解説しています。
民事訴訟法

訴えの利益を解説!将来給付や遺言無効確認も添えて【民事訴訟法その6】

民事訴訟法の訴えの利益についてまとめてみました。訴えの利益は,給付の訴え,形成の訴え,確認の訴えに分けて考えてみるのがおすすめです。特に問題になりやすい将来給付の訴え(大阪空港事件)や遺言無効確認の訴えについて重点的に取り扱いました。
民事訴訟法

改正民法対応!訴訟担当をわかりやすく!【民事訴訟法その5】

民事訴訟の訴訟担当はわかりづらい分野の一つです。ポイントは訴訟担当者自身が「当事者」であることです。法定訴訟担当と任意的訴訟担当に分かれ,任意的訴訟担当は従来謙抑的でした。判例を踏まえて任意的訴訟担当の考え方,法定代理・訴訟代理との違いを説明しています。
民事訴訟法

当事者の特定や当事者の種類を整理してみた【民事訴訟法その4】

民事訴訟の当事者についての論点を集めました。当事者の確定をはじめ,当事者能力,訴訟能力における法定代理人・訴訟代理人についての問題を整理したつもりです。わかりやすさを重視して通説,実務,判例の見解のみを記載しています。初心者の方必見です。
民事訴訟法

どこで裁判をするべきか?裁判管轄をわかりやすく【民事訴訟法その3】

民事訴訟をどこの裁判所ですればいいのか。これは裁判管轄の問題です。裁判管轄は,,法定管轄・指定管轄・合意管轄・応訴管轄・専属管轄・任意管轄といった用語があり,よくわからないのが現状です。ここではわかりやすさを重視して,裁判管轄と移送の基本を押さえます。
民事訴訟法

民事訴訟の前提知識!処分権主義と訴訟物について【民事訴訟法その2】

民事訴訟を考える際の基本原理である処分権主義と,訴訟の基本となる訴訟物,そして訴え方についてわかりやすくまとめました。訴訟物は旧訴訟物論や新訴訟物論といった対立がありますが,初学者は無視して根本となる考え方を押さえれば大丈夫だと思います。
刑法

共同正犯についてわかりやすく解説してみた【刑法総論その13】

共同正犯についてまとめてみました。共同正犯の根拠,背景となる考え方から要件(共謀,正犯意思,故意と実行行為,重要な役割)から論点となる共謀共同正犯や承継的共同正犯など一通り基礎基本事項をわかりやすく復習できると思います。
雑談

【どっちがいい?】法曹になるために法科大学院と予備試験

司法試験を受験するためには法科大学院を卒業するか予備試験に合格するか2パターンの方法があります。これらのルートのどちらがよいか議論が激しいところです。今回はそれぞれのルートのメリットとデメリットを挙げて検討してみました。進路等の参考になれば幸いです。
民法

改正対応!制限行為能力をわかりやすく解説してみた【民法その11】

制限行為能力制度は未成年をはじめ被成年後見人,被保佐人,被補助人といった種類があり,ややこしい分野です。しかし,出やすい未成年を中心に押さえ,一般原則の取消し・追認を復習することで全体を理解することができます。詐術の論点についても扱いました。
民法

改正完全対応!よくわかる!消滅時効の考え方【民法その10】

消滅時効は民法改正で大きく変わりました。その分条文も単純化しわかりやすくなったと思います。時効の根拠から,消滅時効のポイント,特に権利を行使できることができることを知った時と権利を行使することができる時の文言解釈についてまとめてみました。
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